おいしく見える魔法の器

土モノを薄く作ること

2020.5.18 MONDAY

いつもの食卓に並ぶ器は、ほぼ、ucacoceramicsのモノである。
薄く作られた器は、口にした時になんとも具合がいい。
そして、雪山や自然を愛する作家が作る色合いがまた、たまらない。粗野なようで繊細、繊細なようで力強い。
ucacoceramicsの器は、和食にも洋食にも合う万能の器だ。
しかも、なんでも美味しく見えてしまう魔法の器。

ただ、納豆を入れただけでも、ご飯を盛っただけでも、素晴らしく美味しく見えてしまう。
これは、作家がかなりの食にこだわった人だからだろう。

元々は、アパレルのバイヤーという職歴があるからだろうか。
あるようで無い形、こんな器が欲しかったと思わせてしまう、デザイン。

洋服の中にあっても負けない個性。

特に代表作として作っている < serie Habiller > は日本語で「おめかし」という意味で、タタラ作りの白い器の縁に金彩をあしらったシリーズ。金彩をカチッとつけずに、あえてゆるく、ある程度の揺らぎが出るように施している。

全体的には肩の力が抜けているのですが、上品な金彩がある分少しおめかししたような雰囲気があって、ファッションに例えるなら、古着のジーンズを着ているけど、アクセサリーにはダイヤモンドやパールをつけているような感じ。大人の女性のこなれた着こなしというのでしょうか、そういうファッションが好きな方に使ってもらえたらと思って作っているという。

表現を落とし込む形自体は変わっても、その世界を愛する人たちと一緒に何かを生み出していきたいんだと、今、改めて感じているのだと。ファッションと器。 意外と深いところで結びついているのかもしれない。

#ucacoceramics

#インテリア・雑貨